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トッキー
2019.4.20 11:14新刊情報

心の中にいつも「あの時はごめんね」があるから

大大反響!
FLASH4月30日号掲載
『よしりん辻説法』
感想のご紹介です!

 


 

辻説法「子に過ぎたる宝なし」、たくさんの方々から反響があったことがブログ等から伝わってきました。
私も子供3人育てる中で、思わず手をあげてしまったことが何度かあって、とても考えさせられる辻説法でした。

夫から、子供の頃は子供椅子が変形するくらい(!)父親から怒られたことがあると聞きましたし、私が中学生だった頃は、校内暴力が問題になっていた時代ということもあり、竹刀を持って校内パトロールをするやくざな風貌の教員がいて(その先生のあだ名はヤクザ)、不良中学生をヤクザ教員が暴力で取り押さえるのが日常でした。

なんとなく「子供のしつけは暴力を伴ってもやむなし」という雰囲気があったように思います。
いえ、逆に言うと「手をあげないしつけは生ぬるい!」「甘やかすな」といった風潮が強かった気がする。

今回の辻説法に描いてあった、明治以前の子育て風景を「日本は子供の天国」と描写した外国の方々の話は、どれも目からうろこがポロリポロリでした。
子供を前に座らせ、子供に対しても70歳の年配者に対するように説く親の姿や、大人たちが働いている街中で大人の温かい眼差しに見守られながら子供がのびのびと遊び、大人の膝の上で子供が可愛いがられている描写などなど…
まさに理想の社会の様子が描き出されていて、「これが本来の日本の姿なんだなぁ」と、しみじみと感じてしまいました。

子供たちが大きくなって、もう手をあげることはなくなった今になって振り返ってみると、私が手をあげてしまった時の状況は「子供のしつけのため」というよりも、私が何かに追い詰められてイライラしていた感情が、子供のある行動がきっかけとなって爆発してしまっただけ・・・だったのではないか。
あの頃に戻って、もう一度あの時の幼かった子供たちに会えたなら、あの時と違う対応をしてあげたい。
…そんな気持ちになることが、何度もあります。

心の中にいつも「あの時はごめんね」があるから、今子育てに奮闘している若いお母さんたちを見ていると、つい手助けをしてあげたくなるのです。
(yoshimiさん)

 


 

ちょっと前までは(今でもか?)、日本は子供を甘やかしすぎているから、つけあがって大人への敬意も礼儀も何もない子供が増えている、欧米では子供のしつけも犬のしつけと変わらないくらい厳しい…とか言われていたものですが、では、体罰のなかった日本で「世界中で、両親を敬愛し老年者を尊敬すること日本の子供に如くものはない」と言われたのはなぜなんでしょうか?

トッキー

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